たまには足を遠くへのばす

鬼怒川へ行った


浅草から出て、スペーシアの車窓からはスカリツリーが見えた
でもてっぺんは見えなかった
雲の中にあって、高いんだなと思った


走っているうちに景色がどんどん田舎になっていった


春日部 栗橋 栃木 …


鬼怒川に着いた
風がとても気持ちよかった


足湯に入ったら足がすぐに赤くなった
最初だけとても熱かったけど少し時間が経つと慣れた
上がってからもしばらくは足がぽかぽかしていた


吊り橋を渡って展望台に登ると山々に囲まれた鬼怒川の町が一望できた


景色は大きかった


友達とぼんやり眺めて、「こういうところへ来るのって大事だね」と言った


縁結びの鐘がちかくにあったから試しに鳴らしてみたら
不発に終わった
友達と大笑いした


温泉まんじゅうを買いに町を歩いてみたけど
そのほとんどの店が閉まっていた


町にはなぜか美容室と床屋が多くて
特産のまんじゅうやより断然多い気がした


帰りにもう一度足湯に入って
新宿行きの特急に乗った


みんな泊まりで来ていたんだ、
帰りの特急はほとんど貸し切り状態だった


寝て、起きた
「もう景色が変わっちゃったね」と言った
夕焼けがきれいだった